webマガジン「factree」


こんばんは、halです。
最近は、晴れたり曇ったり、暑かったり涼しかったり…着るものに困ります。
前の日に「明日はこの服着よう!」と決めていても、全く役に立たないとまいります。
まずは、前回のお題「瞬き」からです。
今回の歌は、瞬きの全く逆の作用をうたっています。

瞬きを 繰り返すたび 現実が やるせないほど 染み込んでゆく

望んではいなかったのに、見てしまった現実。
見たくはなかったのに、はっきりと確認してしまった瞬間。
哀しい思いで瞬きをすれば、忘れたい現実が瞳の中に染み込むような…
それは、澄んでいるのか、それとも、濁っているのか。
瞳を通じて心に滲む、その現実は、忘れられずに焼きついてしまうのです。

限度まで 我慢していた 瞬きで 君の影まで 失くしたんだね

既に、失ってしまったその人。
縋り付くには、もう影しか残されていない。
その影も、不意に訪れた瞬きで、一瞬のうちに去ってしまうのです。
瞳を開けたとき、失った後で、再びの喪失感に襲われる…
そんな情景を思い浮かべたうたです。

では、今回の歌です。
お題は「無防備」です。
完璧に繕うことが出来ないからこそ、必死に繕ってしまうものです。


大人びた その表情の 裏側が 見て取れるから 君が好きだよ
言い放つ 言葉にほんの 少しだけ 歪む心が 見えた瞬間


ではまた次回…

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